ベトナム航空を利用すれば、世界遺産アンコール遺跡群のあるカンボジアのシェムリアップまでホーチミンから約1時間、ハノイから約1時間40分ほど。「アンコールワット」をはじめ、「アンコール・トム」や「ベンメリア」を含む遺跡群は、世界中から観光客が訪れる。中でも、グリーンシーズンの「アンコールワット」は生い茂る新緑と石造りの遺跡のコントラストが美しく、聖池にたっぷりたたえられた水面に映る雄大な〝逆さアンコールワット〟を見ることができる。もちろん、朝焼けの空にシルエットが浮かび上がる朝日観賞も外せない。この時期ならではの美しい景色に心が洗われることだろう。
数多くの遺跡や景勝地が世界遺産として認定されているベトナムで、近年特に人気を集めているのが、ハノイ中心部から車で約2時間の〝陸のハロン湾〟と称される水辺の世界遺産「チャン・アン複合景観」。手漕ぎのボートに乗って、奇岩のある湿地帯を流れる川の中をゆっくり進むという非日常を感じさせるシーンが、訪れる人々を魅了している。龍の伝説をもち、水墨画のような風景が広がる「ハロン湾」はクルーズで巡るため、違った趣を楽しめる。「ハロン湾」までは車で約3時間。旧市街が残るベトナムの首都ハノイ観光とあわせて楽しみたい。

ベトナム中部エリアのダナンは、ハノイ、ホーチミンに続く第3の都市。白砂のビーチが連なり、近年ビーチリゾートとしても注目を集めている。国内便を利用すれば、ランタンが灯る港町「ホイアン」、ベトナムの歴史を感じる「フエの建造物群」、かつて栄えたチャンパ王国の聖地が残る遺跡「ミーソン聖域」などの世界遺産を巡ることができる。

企画・制作/中日新聞広告局 取材協力/ベトナム航空
2016年06月21日