【スロヴァキア】ブラチスラヴァの気候
2011年2月28日
冬がはじまる前、「100年に一度の寒波が訪れる」との予報がありました。たしかに12月中はマイナス10度からマイナス15度ぐらいまで冷え込む日々が続き、雪が溶けませんでした。しかし、年が明けると気温もゆるみ、平均すると例年通りのように感じます。
プラハとブラチスラヴァとでは、気候はとくに変わらないと聞いていました。しかし、ブラチスラヴァのほうが若干気温が高く、湿度が高いように感じています。街を流れるドナウ川の影響でしょうか。
年間降水量は500-600ミリで、プラハと同じように乾燥しています。このため洗濯物はよく乾きます。喉も乾燥しがちで、冬などはとくに皮膚がかさかさになります。
それでも湿度が低いかといえばそういうわけでもありません。湿度計は70-90%を示していたりするのです。湿度が高いのに乾燥しているというのは、なんだかおかしな感じもします。
夏は日射しがが強く、暑い日が多いので、観光で訪れるのであれば暑くも寒くもない5月頃がいちばんよいのかもしれません。秋もよいのですが、急に冷え込んだりもしれます。
(写真=雪合戦をして遊ぶブラチスラヴァの子どもたち)
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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雪の積もっている風景をみると、なんだかいいなあと思ってしまいます。私の街では、年に1〜2度、雪のちらつく日はあっても、積もるということはほとんどありません。数日前は、最高気温23℃で、朝は暖房、昼は冷房という奇妙な日もありました。
かつ | 2011年3月 1日 07:47
雪はちゃんとした雪靴をはかないところぶので、なかなか怖いです。履いても気を抜くと、凍っているところで転びます。日本の家は夏向きにできているので、冬は全体的に寒い気がします。
増田 幸弘 | 2011年3月 1日 16:21