【スロヴァキア】市場の賑わい
2011年5月 2日
ブラチスラヴァには街の中心部の3カ所に大きな市場があります(1カ所は閉鎖中)。一カ所は屋内市場で、一カ所は屋外市場です。このふたつの市場はバスで二駅くらいの至近の距離にあります。
野菜や肉のほか、海の魚を扱う魚屋さんまであります。野菜は農家の人たちが持ち寄っているようで、品定めをしていると、「私がつくった自信作よ」などと声がかかります。どうしようか悩んでいると、「おまけして、ふたつで2ユーロ」というなど、なかなか商売上手です。
この市場の存在はプラハとブラチスラヴァの大きな違いだと感じています。プラハには農家の人が野菜を持ち寄るような市場はありませんでした。
その一方、ブダペストには街の中心部に大きな屋内市場があり、たくさんの新鮮な生鮮食料品が並んでいます。こんなところに、スロヴァキアとハンガリーのよく似た面を感じます。ともにとても食いしん坊なようです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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こういう市場はすきだな???
たまらん!
って、僕は、食いしん坊であった・・・。
いわなやまめ | 2011年5月 3日 16:59
ちょっとひなびていて、農家が「私がつくったのよ」と自慢します。立ち飲みのスタンドがあったりするのもいい感じです。
増田 幸弘 | 2011年5月 3日 17:09