【スロヴァキア】旧市街のクリスマスマーケット
2011年12月26日
ブラチスラヴァには旧市街の二カ所クリスマスマーケットが開かれています。アドベントに合わせるようにはじまりました。12月中、例年になく穏やかな日々がつづいたこともあり、夜遅くまで賑わいました。
豚か鶏のお肉とタマネギをはさんだチガンスカーバーガー、ホットワイン、ハチミツ酒、手作りの木のおもちゃなどの屋台があります。お店ごとにちがいを出すなどの工夫が楽しいです。流行っている屋台と、そうではない屋台の差も顕著のような気がします。
ブラチスラヴァの屋台はどれも小さく、ウィーンと比べてしまうと大人と子どものような印象もあります。しかし、それがかえって郷愁を感じさせ、ブラチスラヴァらしさを出しているように思います。無理をせず、背伸びをしないのです。
写真に写る旧市庁舎の修復工事も終わり、ずいぶんきれいになりました。
1年のご愛読、ありがとうございました。大きな災害に見舞われ、まさに激動の2011年だったと思います。来る年がみなさんにとってよい年であることを、スロヴァキアの地より祈ってやみません。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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