【スロヴァキア】サーカスで動物とふれあう
2012年7月 2日
日本にはなくて、スロヴァキアでは身近なものにサーカスがあります。スロヴァキア国内ばかりではなく、チェコやハンガリー、イタリアなのでのサーカス団が巡回してきます。
各サーカス団の目玉は動物の曲芸です。ライオンやトラといった猛獣ばかりではなく、シマウマ、ラクダ、サルなど、実にさまざまな動物が登場します。受けねらいなのか、ラマや水牛もいます。
サーカス団によって、動物の芸の質はピンキリで、太りすぎて肉がたるんだライオンが出てくると、おいおいという気持ちになります。その分、場末感も漂っていて、おもしろかったりもします。
サーカス団がくると、動物を一目見ようと、近所の人たちが様子を覗いています。大きなライオンやトラにビックリしたのか、散布中の犬が怖じ気づいたりしています。サーカスというものがごく日常にあるのです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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