【スロヴァキア】日本からの駆け足ツアー
2012年7月16日
知人夫妻が日本からツアーでブラチスラヴァにくるというので、会いに行きました。ツアーの場合、ブダペストやプラハ、ウィーンへの通過点として、トイレ休憩や昼食のためにブラチスラヴァに立ち寄るというのが現状のようです。
知人の場合、ブダペストに2泊したのち、バスでプラハに向かう途中、ブラチスラヴァを訪れました。まずバスはブラチスラヴァ城の門に横付けされ、トイレ休憩をかね、場内を少し散策。その後、バスで旧市街に移動し、ぐるりと一周したあと、わずか15分の自由時間。それからレストランで昼食を食べ、プラハに向けて出発しました。
ツアーでは、ブダペスト、ブラチスラヴァ、プラハ、チェスキー・クルムロフ、ザルツブルク、ウィーンを10日間でまわるのだそうです。食事の時間を含め、この間、ブラチスラヴァの滞在はわずか3時間足らず。もう少しゆっくり、じっくり見ていって欲しいのになあと思いながら、プラハに向かう知人夫妻と別れたのでした。
(写真は、ブラチスラヴァのおもだった見所をめぐる汽車型のバス)
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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