【スロヴァキア】コシツェ紀行 1(コシツェへの行き方)
2012年10月 1日
ブラチスラヴァからIC(インターシティ、都市間特急)に乗っておよそ5時間。スロヴァキア第二の都市コシツェに着きます。このICは全席指定なので、あらかじめ窓口で予約をする必要があります。
ハンガリーやウクライナにもほど近く、ブラチスラヴァ同様、ここもまた国境の街です。国の西端と東端に主要都市があるというのも、なんだか不思議な気がします。
駅前に路面電車とバスのターミナルがあり、公園があります。公園を抜けてほどなくすると、旧市街がはじまります。広い目抜き通りには大きなゴシック様式の教会があり、独特のかたちをした塔が目を引きます。
コシツェはヨーロッパの多くの街同様、壁に囲まれた城塞都市でした。壁に囲まれていた部分が旧市街と呼ばれています。その規模はブラチスラヴァより大きいくらいです。
2013年の欧州文化首都になることもあってか、いま各地で大がかりな改修工事が行われています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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