【スロヴァキア】早い秋の訪れ
2013年8月19日
スロヴァキアの四季は、遅い春が訪れてからは、日本より一カ月ほど早く進むように感じます。6月から7月が夏で、7月の終わりには気の早い木が紅葉をはじめ、8月にはもう秋の気配です。
畑では7月には麦の刈り入れがおこなわれて実りの季節となり、日本人の目からするとこれまた秋を感じさせます。
土地の余裕があるせいか、基本的には一毛作ですが、麦の次はひまわり、牧草という具合に毎年作物を変え、地力が落ちたり、連作障害が出ないようにしています。
日本に比べて、畑で農家の人を見かけることは少なく、畑の手入れといっても、大型の機械で水を蒔いている程度です。ビニールハウスはあまり見かけず、できるだけお金をかけないようにしているように感じます。
大陸ということもあってか、ヨーロッパの天気予報は基本的にかなり正確です。一週間の長期予報でもだいたい予報通りの天気になります。
ご旅行の際には天気予報で天気の移り変わりや、日本との気温のちがいを確認したほうがいいでしょう。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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