【オーストリア】ドナウ沿いのハインブルグ
2013年9月16日
ハインブルグ・アン・デァ・ドナウは、スロヴァキアとの国境を越えたところにあるオーストリアの街です。ブラチスラヴァからウィーン空港に向かうバスが通る、最初の大きな街です。
ドナウ川沿いに開けたこのハインブルグは、城壁と城門に取り囲まれた、中世の街の様子をいまに伝えるなかなま魅力的な街です。城門はバスがぎりぎり通れるくらいの大きさで、片側交互通行になっています。
門から門へとつづくメインストリートの車道に沿って商店街が広がります。ブラチスラヴァとは20キロほどしか離れていませんが、スロヴァキアとは明らかに異なる雰囲気が漂います。
もちろんオーストリアですから、言葉はドイツ語になります。街にあふれる言葉だけでも雰囲気を変えるわけです。小高い山のうえに廃城があり、これまたなかなかの風情があります。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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