【スロヴァキア】季節の旬を楽しむ生活
2013年10月21日
四季がはっきりしているのが日本の特徴とよくいわれます。スロヴァキアにも日本と同じように四季の訪れがあります。いまは秋が深まっています。
秋になると木々が紅葉をはじめます。ただし、「紅」ではなく「黄」に変わる木が多いので、紅葉ではなく「黄葉」だという人もいます。それでもツタなど、赤に変わるものも少なくありません。
やはり「芸術の秋」なのか、ブラチスラヴァの旧市街ではアート作品の屋外展示もしています。「食欲の秋」にふさわしく、キノコや果物が市場にたくさん並びます。
露地栽培が中心なので、スロヴァキアにはまだ自然な「旬」の感覚があります。実りの季節になると一斉に市場に並び、旬を過ぎると姿を消します。
市民は旬の訪れをとても楽しみにしているようで、うれしそうに買っていく姿をよく見かけます。ささやかな楽しみというところでしょうか。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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芸術の秋、24日に the new building of SNDで、19時より「眠れる森の美女」のバレエ公演があります。日本人のダンサーも数名出演するようです。
お時間があれば、異国の地で頑張っている若いダンサーを応援に観にいらしてください。
http://www.snd.sk/?ballet&predstavenie=16_krasavica&termin=5859
チャイ | 2013年10月21日 18:46
チャイさま ご紹介、ありがとうございました!
増田 幸弘 | 2013年10月21日 19:13