【オーストリア】インスブルックのノルトケッテ1
2013年11月18日
インスブルックの街は、ノルトケッテという山並みの麓に開けます。「北側に連なる鎖」の意味です。
山並みは最高2600メートルあまりで、街とは標高差が2000メートルもあります。しかも山が急にそそり立つようにそびえているため、壁が立ちふさがっているように見えます。
旧市街からバスとケーブルカーがロープウェイ駅を結びます。このうちケーブルカーは宇宙船のようなデザインの駅から発着し、ケーブルカーのデザインも斬新で未来的です。
ロープウェイは二区間にわかれていて、途中で乗り換え、頂上に向かいます。中間駅から歩いて頂上まで登るハイキングコースもありますが、ベテラン向けです。
中間駅は1905メートルで、展望台が整備されています。リクライニングチェアに寝そべりながら、アルプス気分を満喫することができます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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