【チェコ】プラハのクリスマス・マーケット
2014年12月22日
プラハのクリスマス・マーケットの中心は、旧市街広場です。たくさんの屋台が出て、地元の人や観光客らがおおぜい繰り出します。
この10年の推移で見ると、旧市街広場には規模の大きな屋台が増えました。ウィーンのクリスマス・マーケットに似てきたようにも感じます。屋台で売られているものの値段もずいぶん上がり、気軽に楽しめなくなったのも事実です。
プラハらしい昔ながらのクリスマス・マーケットを見てみたいのであれば、地下鉄でナームニェスティ・ミール駅に行ってみることをおすすめします。子ども相手に人形劇をやっていたり、素朴な味わいがあります。
屋台の売り物はクリスマス飾りで、ホットワインや暖めた蜂蜜酒も名物です。大きなハムを薪で焼く屋台からは、いい匂いが漂ってきます。
クリスマス・マーケット、どこもスリには気をつけてお出かけください。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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