【チェコ】スターリン様式のホテル体験
2015年1月12日
プラハの街外れに、「インターナショナル」という名のホテルがあります。社会主義の時代に建てられたスターリン様式の建築が目を引きます。当時、「プラハが許した、唯一のソ連からの贈り物」といわれたりもしました。
はじめて泊まってみましたが、客室は広く、合理的なこともあって、快適だったりします。と同時に、社会主義の時代に戻ったかのような、一種独特のサービスを体験できます。社会主義を象徴する建物もあって、実に興味深いものがあります。
社会主義が終わったのは1989年のことでしたから、すでに25年の月日が流れています。もはや過去の歴史のはずなのですが、プラハの街ではいまでもいろんな場面で社会主義を感じさせられるのもまたたしかです。
プラハに慣れていないと、不便を感じるかもしれませんが、トラム(市電)の停留所も近くにあります。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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