【チェコ】アンティークショップのがらくた
2015年1月26日
ホテル・インターナショナルの近くに、一軒のアンティークショップがあります。がらくた屋といったほうがふさわしい店です。
このお店のコレクション、ちょっと変わっています。社会主義の時代のものが多いのです。チープではあるのですが、デザイン的におもしろいものがあったり、それなりにマニアがいるのでしょう。
生活に密着したものは正直、ゴミにしか見えなかったりするのですが、粗大ゴミの日などに出る家具にはなかなかそそるものもあります。きちんと修復すると日本でも人気が出そうです。
ショップには当時の勲章などもあり、その意味がわかる人は複雑な気持ちにさせられるのではないでしょうか。
社会主義の時代のパッケージと品質で今日もつくられている生活必需品や食品もあったりするのですが、近ごろではほとんど見かけなくなってきました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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