【スロヴァキア】ブラチスラヴァはプラハより温暖?
2015年2月 9日
プラハに4年住んだあと、ブラチスラヴァで暮らしはじめました。チェコとスロヴァキアはかつて同じひとつ国でしたが、実際に住んでみると、似ていることがたくさんある一方で、生活感覚など、実に多くのことがちがいます。
いちばん大きなちがいだと思うのが気候です。プラハの冬は基本的にとても寒いのですが、ブラチスラヴァは寒波が来ると冷え込むという印象です。
この差は実は大きく、出かけるときの服装にちがいがでます。ブラチスラヴァのほうが若干、薄着になるかなという程度なのですが、だからといってきちんと防寒しないと、思わぬ失敗をします。
プラハとブラチスラヴァでは約400キロ、離れています。日本でいえば、東京から北は仙台の先、西は名古屋の先という感じです。そう考えると、なるほどと思う人もいるかもしれません。
雪はともにたくさん降るわけではありません。雪が降ると、みんな家の前を雪かきします。もし雪かきをしないで転んでけがをしたりすると、その家の人に責任が問えるという法律があるそうです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。