【ノルウェー】オスロ訪問 6
2015年6月 1日
ノルウェーといえば、画家ムンクを思い浮かべる人は少なくないでしょう。
ムンクはフィヨルドをはじめとするノルウェーの風景を作品のモティーフとし、またその心情を色濃く映しだしたとされる作品で知られます。
オスロには国立美術館とムンク美術館の二カ所で、まとまった数の作品を目にすることができます。代表作は国立美術館に集まっていますので、まず国立美術館を押さえ、それからムンク美術館を訪ねるのがおすすめです(両者は離れた場所にあります)。
ムンク美術館は、ムンク専門の美術館なので、実にマニアックに、その全貌を知ることができます。同じモティーフを何通りにも描いている作品がありますが、それを一堂に展示し、画家の試行錯誤をうかがい知ることができます。
美術館を出て、オスロの街を歩いていると、まるでムンクの作品のなかに紛れ込んだような気分になってきます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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