【日本】京都で考える国内旅行 1
2015年7月 6日
スロヴァキアに住んでいるぼくにとって、日本を訪れることは「海外旅行」でなります。外からの目で日本を「観光」するのは、なかなか新鮮で、もの珍しいものです。
日本を離れてから、日本を訪れるたび、京都に立ち寄るようになりました。「心のふるさと」とか、そうした抽象的な理由ではなく、ただ単純に、観光していて楽しいからです。
金閣寺や銀閣寺のような有名な観光地をはじめて訪れたのも日本を離れてからです。大げさに言えば、京都を再発見したということになるのかもしれません。
京都のよさは、お寺をめぐっても、路地を散策しても、お店を覗いても、ホッとする瞬間があることでしょうか。日本を代表する観光地だけに、見所はほんとうに盛りだくさんです。
実際、京都には世界中から観光客が訪れ、驚かされます。でも、外国人にとって、日本旅行はまだまだ敷居が高いと感じることが少なくないのも事実です。
(写真=平安神宮)
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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