【日本】京都で考える国内旅行 ５
2015年8月 3日
ヨーロッパに暮らしはじめ、長距離バスを利用することが増えました。鉄道が通っていないところや、鉄道よりバスのほうが時間のかからないところが少なくないためです。
３時間の移動時間はざらですし、５時間くらいも普通です。乗ったことはありませんが、スロヴァキアからパリやロンドンに行くバスもあるくらいです。
長距離バスに慣れたこともあり、日本での移動に高速バスを選ぶようになりました。時間はかかるけれども、新幹線や飛行機に比べ、安価に移動できるからです。クルマを運転することを考えれば、移動時間は同じです。バス会社によっては、早割制度でかなり割安に移動できることもあります。
ただ、大きなスーツケースは預けられないバスもあり、飛行機で移動する外国からの旅行者には十分、対応できていないのではないかと感じます。高速バスの予約サイトに英語版がなく、外国人には予約がむずかしいケースも見受けられます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」（白水社）や「プラハ カフカの生きた街」（パルコ出版）などの著作がある。
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