【スロヴァキア】市場のガチョウ屋
2016年2月15日
ハンガリーはフォアグラの特産地です。もともとハンガリーの一部で、ハンガリー系住民の多いスロヴァキアでもフォアグラや、カモのレバーなどがポピュラーです。
フォアグラは、ガチョウやアヒルのレバーです。つまりフォアグラという珍味を得るためには、ガチョウやアヒルの肉が自ずと生まれます。
肉ももちろん食用になり、大きな塊が、お肉屋さんや、スーパーで売られています。日本人にはカモがいちばんおなじみですが、大きさも味もちがいます。
そんなこともあって、いったいどう料理するのだろうと思ってしまいます。フォアグラはクレープに塗って食べるのがポピュラーです。
ブラチスラヴァの郊外にガチョウ料理を売りにした店があります。丸焼きが名物なのですが、1羽4~5人前とのことで、大きさがわかるかと思います。大人数で行かないとなかなか口に出来ない、幻の逸品です。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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