【香港】オーストリア航空直行便
2017年1月23日
27年におよび日本とウィーンを直行便で結んでいたオーストリア航空が2016年9月で撤退してしまいました。ウィーン国際空港までブラチスラヴァの中心部からバスで50分前後。スロヴァキアと日本を結ぶ便でもあったわけです。
東京便と入れ替わるように設けられたのが、香港便です。さっそく乗る機会がありました。これが満席で、なるほど切り替えた理由もよくわかります。これまでぼくが東京便に乗ったときはそこまでは混んでいなかったからです(もちろん混んでいる日もあるでしょうけれども)。
機内は広東語に混じり、ドイツ語はもちろん、チェコ語やスロヴァキア語も聞こえてきて、国際色豊かです。時間的にも日本と変わらず、アジアのありようが変わってきたのを肌で感じました。
日本から香港へ。どうしてかなと残念に思ったのですが、香港の街にみなぎる圧倒的なパワーに、なるほど仕方のない決定なのかと妙に納得もしました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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