【香港】香港吉牛の衝撃
2017年2月27日
香港でいちばん驚いたのは、日本食の浸透です。朝に出前一丁を食べるのにはじまり、吉野家、丸亀製麺、かつや、ココイチのほか、ラーメンの一蘭など、なんでもあるのです。そうした「大衆店」のほか、高級な寿司屋などがいくつもあります。
粥に飽きて、吉野家に、朝、行ってみました。牛丼は「和風牛肉飯」。紅生姜をたっぷりかけるのが好きなので、「生姜ありますか」と聞くと、「あります。いくつ?」と自信たっぷりに言います。
ぼくは「3つ」と言うのですが、しかし、渡されたのはお寿司などに使う甘酢しょうが。たしかに生姜は生姜なのですが、さっそく牛丼にのせてみても、どうもピンと来ません。牛丼は紅ショウガしか合わない、というのがわかりました。
ほかにおでんを頼んでみたら、これがおでんの汁にご飯を入れ、いくつかおでんが浮かぶ粥のようなもので、これはこれでまたおもしろく、戸惑いながらいただきました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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