【ハンガリー】市場の魚屋さん
2018年2月 5日
ブダペスト中央市場の地下に魚屋さんが何軒か並んでいるのですが、そのなかの1軒に大行列ができていました。ついつられて、並んでみました。
ハンガリーもスロヴァキアと同じく内陸国です。魚はコイやマス、ナマズといった淡水魚が中心で、名物の魚スープ(ハラースレー)も具はコイが多いです。
順番が近づいてきて、ガラスケースに並ぶ魚を吟味しました。種類は決して多くないものの、淡水魚のほか、ニシン、マグロ、タラなどがありました。なかでもマグロがとてもおいしそうです。日本のように部位で分けることをしないのはよく知られていますが、基本は赤身です。
どーんと塊を買いました。値段は日本とあまり変わりません。あ、お醤油とわさび、それに箸をもってくるのを忘れました。でも、ご心配なく。市場の周囲に何軒かのアジア食材店があり、キッコーマンの醤油もエスビー食品のチューブわさびも簡単に手に入ります。
宿で刺身にしていただきました。市場の買い物も楽しめる、台所つきのアパートは旅の楽しみを倍増させます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。