【チェコ】突然のホーム変更にご注意
2018年11月19日
チェコを走る国際列車はハンブルクやベルリンからブダペストまでの長距離を結ぶものが少なくありません。
たとえばハンブルク6時36分始発のEC173は途中プラハに13時24分、ブラチスラヴァに17時50分を経て、20時19分ブダペストに着きます。1296キロも走るので、遅れが出ることが少なくありません。
駅の入口にある大きな時刻表に、どのホームに列車が到着するか、番号が表示されるのをまず確認します。出ていなければ、出るまで待つ必要があります。遅延がある場合は、何分か数字で出ています。
厄介なことに、その表示を見てホームに行って待っていても、ホームが突然変わることがあります。放送で案内が流れますが、言葉がわからなかったり、うっかり聞き落とすこともあります。
もちろんほかの乗客もホームを変わらなくてはいけないので、一斉に移動をはじめます。もしそんな気配があれば、少し慌てたほうがいいかもしれません。行き先がちがう場合もあるので、近くにいる人に確認してください。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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