【スロヴァキア】おせちづくり
2019年1月 7日
このお正月、おせちをコツを教えながら娘と二人でつくりました。材料の買い出しはブラチスラヴァ市内にとどめ、あるものでつくることにしました。
栗きんとんの栗は中東食材店。黒豆と、ごまめに使うイワシは韓国食材店で買ったほかは、なますに使うカブやダイコンはスーパーで手に入ります。鯛やイカ、海老はスーパーの魚コーナーに並びます。入荷日を聞けば新鮮なものが手に入ります。場合によっては欲しいものを頼んでみるのもありです。
お餅は韓国食材店で買った餅米からつくり、お雑煮にします。煮染めに使いたかった里芋とコンニャクは手に入らなかったので、ジャガイモにしました。コンニャクはダイエット用として、麺や米の代用品のものしか見当たりませんでした。
こうしてたいていのものはブラチスラヴァのような小さな街でも普通に手に入るのですが、どうしてもむずかしいのが年越しにいただくお蕎麦です。逆にいえば日本からもってきたほうがいい食材は蕎麦くらいなものともいえます。あ、元旦に日本からもってきた新米をいただきましたが、ねっとりして、やはりおいしかったです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。