【スロヴァキア】クリスマスクッキー競争
2019年1月14日
クリスマスから日にちがだいぶ経ってしまいましたが、娘が通う美大の同級生に「おばあちゃんのつくったクリスマスクッキーを少しずつもってきて」と頼んでみました。
いやあ、これがまたおもしろくって、同じ三日月型の「ロフリーチュキ」でも味がずいぶんちがいます。ナッツを加えた、ちょっともろい食感があるのですが、ナッツの種類や配合に一工夫あるようです。
ジャムをはさんだ「リネツケー」などの伝統的なクリスマスクッキーと並んで、これはおいしいと思ったのがチェリー入りのパウンドケーキと、いくつかの種類のナッツを入れたクッキーです。
こうしたケーキやクッキーづくりのため、クリスマス前、各スーパーは小麦粉の半額セールをしたりします。買い物客のカートには、小麦粉が山積みされています。でも、子どものころから食べつづけているスロヴァキアの大学生にとっては正直なところ、「またこれかよ」という思いもあるようです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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