【チェコ】ブルノの画材屋さん
2019年1月28日
ブルノの旧市街は楕円形をしていて、駅から自由広場まで中央にマサリク通りがつづき、周囲をぐるりと路地が囲むほか、縦横に路地が巡らされています。それほど広くはないので、歩き回っているうち、元いた場所に戻ってきます。
ヨゼフ通りは旧市街を取り囲む路地のひとつで、なかなか印象深い店が建ち並んでいます。なかでも画材屋さんはブルノに行くたびに立ち寄る、昔ながらの店です。店の名前も単に「ブルノ画材屋」とだけついています。
買うにはちょっと難易度が高く、欲しいものを口頭で伝えなくてはなりません。チェコにはそうしたスタイルの店が多かったのです(勝手に触ると怒られるかもしれません)。欲しいものがなんと言えばよいかわからないとき、スマホで画像検索して見せると、きっとまちがえもなくスムーズでしょう。関連するものをいくつか見せてくれると思います。
日本製のものが日本語のショーケースに飾られて売られているのはご愛敬です。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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