以熱治熱で参鶏湯
2018年8月 6日
今夏は日本も韓国もかなりの暑さです。韓国には「以熱治熱」という言葉があり、暑い時に暑いものを食べて、暑さを治めます(吹き飛ばす)。また、三伏(伏日/初伏、中伏、末伏)といって、夏の暑い盛りの庚の日に参鶏湯などの滋養食を食べ、スタミナアップをする風習があります。これは日本で土用の日にうなぎを食べるのと似たものです。次の伏日は8月16日(木)で末伏となります。毎年、伏日当日は参鶏湯専門店の前には、行列ができるほど混み合います。私はいつも、伏日の前後に行って、熱々の参鶏湯を汗を流しながら食べて、韓国の夏を体感しています。夏休みに釜山を旅する方、以熱治熱を試してみてください。
☆私は海雲台ソムナン参鶏湯の韓方参鶏湯が好きです!
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。