釜山で熱々のナマズ鍋
2019年1月20日
寒さ真っ盛り(?)の冬の釜山。楽しみはデジクッパやヘムルタンなどのあったかグルメ。今回は金井山の山城村でメギタン(ナマズ鍋)を食べてきました。私は日本でナマズを食べませんが、釜山ではこれが2度目です。最初は海雲台の盤如洞にある専門店で食べたメギメウンタン。これはコチュジャンベースのスープで、日本人の私には強烈な辛さでした。そのため、恐る恐る食べた初ナマズも、味がわからぬままでした。今回はあっさり塩味のメギタンで、ナマズ自体もしっかり含味できました。味はタラのように淡白で臭みもなく、食感はかなりやわらかでした。このナマズはムルメギといって海水にいるナマズで、高タンパク低カロリー、必須アミノ酸も豊富。野菜と一緒に煮込んで食べるメギタンは、とてもヘルシーです。街の中にもメギタンを出している食堂はあります。ムルメギは冬が旬なので、ぜひ、味わってみてください。
☆ミナリ(セリ)やム(大根)などの野菜もたっぷり入っています
☆この日は4度。寒い中でお鍋を囲むのは極上の幸せ
☆メギタンとともに地酒のマッコリ。メギタンは二日酔いにも効くそうです
☆山城村の金井山城マッコリ工場。周辺には黒山羊料理や鴨料理専門店もあります
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。