橋塔のたもとの小さな店
2007年11月12日
城下町(マラー・ストラナ)側には二つの橋塔があります。低いほうはカレル橋の前身にあたるユディタ橋の橋塔でした。高いほうは1464年の建立です。
この橋塔のたもとのあたりにドラ・ドラというガラス・ファイルで人気の店があります。ガラス・ファイルとはガラス製の爪研ぎのこと。チェコの特産品であるガラスを使った爪研ぎは、爪を痛めずに手入れができることから人気を集めています。プラハを訪れる日本人観光客にも、人気のおみやげアイテムです。
店を営むモニカさん、もともとは会社勤めをしていたそうですが、35歳のときに「わたしは絵を描かなくては」と突然思い立ち、ガラス・ファイルに絵を描いたり、ビーズで飾り付けをしたりしはじめました。
棚の一角に「KOBAYASHI」という名のちょっと変わった絵が描かれたガラス・ファイルが並んでいました。日本語で唯一知っている「KOBAYASHI」という言葉をこの特別なセレクションの名にしたといいますが、それが人の名前であることは知らなかったそうです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
ガラスの爪とぎですか?ガラス細工はすきなのですが、爪とぎは知らなかったですね。
画像が小さくてよく分かりませんがなかなか素敵な絵ですね。
お土産にいいかもしれませんが、これは429ユーロですか?
シロヤギ | 2007年12月 6日 18:47
コメントありがとうございます。ガラスの爪研ぎはチェコならではのもので、おみやげとしておすすめです。チェコの通貨の単位はコロナといいまして、現在6円くらいです。
増田幸弘 | 2007年12月 6日 19:38
1コロナが6円ぐらいだとすると、3000円弱ぐらい。
かなりお買い得ですね。 お土産に最適。
シロヤギ | 2007年12月16日 17:53
ちょっと前までは5円だったのですが、コロナがいまとても強いです。
ガラスの爪研ぎはおみやげとしておすすめで、
女性に人気が高いようです。
増田幸弘 | 2007年12月16日 18:09