春を待ちわびるお祭り
2008年2月11日
2月、チェコの各地ではマソプストと呼ばれるお祭りが各地で開催されます。日本ではカーニバル、謝肉祭として知られるお祭りで、とくにブラジルで開催されるリオのカーニバルや、イタリアのヴェネツィアでひらかれるカーニバルが名高いです。
マソプストがおこなわれるのは、一年を通じて気候がいちばんきびしい2月。寒風に吹かれながら春を待ちわびる意味合いがありました。ただし、この数年は暖冬だということもあり、ぽかぽぱした春の陽気のなかでのお祭りになっています。
その起源はキリスト教にあるとも、ゲルマン(ドイツ)で古来おこなわれていた春祭りにあるともいわれています。四旬節(キリスト教で、復活祭前の40日間を指す)の前におこなわれるのが通例です。
チェコのマソプストはリオやヴェネツィアにくらべてずいぶん素朴ですが、なかなか魅力的で、味わい深いものがあります。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
じっつによく、使い古された、ギターだわ!
ギターのフェースがいいね。
ヘッドの作り・テールピースの形・ヨーロッパスタイルで、かなりの年代物だねきっと。
弾いてみたいな!
時代の音がするに違いない!
いわなやまめ | 2008年2月13日 11:55
コメントありがとうございます。
この方はプロのミュージシャンで、ベースを弾いています。
さすがにうまいですよ。
増田幸弘 | 2008年2月13日 15:22