国民博物館の展覧会「共和国」
2009年1月 5日
チェコスロヴァキアの建国90周年を記念して、「共和国」と題された展覧会が、ヴァーツラフ広場にある国民博物館で開催されています(2008年10月28日から2009年3月15日まで)。
この展覧会は1918(大正7)年、チェコスロヴァキア共和国がオーストリア・ハンガリー二重帝国から独立してから、1938(昭和13)年のミュンヘン会談でナチス・ドイツに併合される運命が決まるまでの時代についてをテーマにしています。
わずか20年しかつづかなかった共和国時代は、チェコがもっとも輝いた時代だったといわれています。その時代に焦点を絞り、政治・経済・教育・文化など、多彩な切り口から時代の世相を浮き彫りにしています。
本物の自動車やこの時代に活躍した画家の作品をはじめとした「実物」を展示することで、博物館らしい好企画となっています。
わずか20年しかつづかなかった共和国時代は、チェコがもっとも輝いた時代だったといわれています。その時代に焦点を絞り、政治・経済・教育・文化など、多彩な切り口から時代の世相を浮き彫りにしています。
本物の自動車やこの時代に活躍した画家の作品をはじめとした「実物」を展示することで、博物館らしい好企画となっています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。