度数が高いプリマートルのビール
2009年7月13日
ナーホドはプラハの北東、ポーランドとの国境にほど近いところにある小さな街です。プラハからバスで2時間30分あまり。
この街の地ビール「プリマートル」は、ヨーロッパでもっとも度数の高いビールのひとつを造っていることから、ビール愛好者のあいだで人気を集めています。
そのビールの銘柄は「プリマートル24% ダブル」といいます。ただし、この「24%」という数字はアルコール度数ではなく、麦汁濃度を指しています。
チェコではビールを麦汁濃度で表現することが多く、お店でビールを注文すると「11度か、それとも12度か」と聞かれることがあります。一般にこの度数が高い方が味が濃くなる感じがします。
さて、プリマートルの24%ですが、さすがに濃く、あまい味がします。アルコール度数も高く、10.5%もあります。なお、プリマートルのヴェイツェンビール(小麦を原料にした白濁したビール)はかなり上質です。
(写真上=ナーホドの街並み、写真下=プリマートルのコースター)
さて、プリマートルの24%ですが、さすがに濃く、あまい味がします。アルコール度数も高く、10.5%もあります。なお、プリマートルのヴェイツェンビール(小麦を原料にした白濁したビール)はかなり上質です。
(写真上=ナーホドの街並み、写真下=プリマートルのコースター)
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
世界中のビール・飲んでみたいです。
ちなみに、僕は、さっぱり系が好き!
フィリピンのサンミゲルが、今のところ、一番好きかも・・・
この、濃いのも、呑んでみたいね??
いわなやまめ | 2009年7月14日 11:18
ずいぶん前ですが、フィリピンの小さな島でサンミゲルを飲んでいるとき、激しいスコールがきて、ほかの席で飲んでいた地元の人たちとみんなで大きな木の下に隠れるために走ったことがあります。みんなニコニコして、木によじ登る人もいました。ビールの味よりもそのことをよく覚えています:)
増田 幸弘 | 2009年7月14日 12:24
先日プリマートルのビールを飲みました。確かに甘いですね。これはグラナートなのかな?って思いました。私は有名な2つのビールやKozel,Kurusovice,Gambrinus等よりもSTAROPRAMENが好きです。STAROPRAMENはチェコであまり好かれていないのでしょうか。
nuwa | 2010年4月14日 23:49
こんにちは。スタロプラメンはプラハのビールなので、プラハっ子のなかにはこれがいちばん好きという人もいますよ。
増田 幸弘 | 2010年4月15日 01:34