アイェトの不思議なガラス
2010年3月22日
ガラスの街ノヴィー・ボルに「アイェト」というガラス工房があります。ボヘミアガラスを期待してアイェトの作品を見ると、きっとだれしも驚くことでしょう。それほど不思議で、斬新なものばかりなのです。
ガラス関係の工場が建ち並ぶノヴィー・ボルの隣村リンダヴァにある工房を訪問しました。屈強な男たちがガラスを吹き、バーナーで焼き付け、みるみるうちに不思議なかたちのガラス細工をつくっていきます。
その作品はアヴァンギャルドの域を通り越し、なんだか別の次元にあるようなものばかり。それがまた、「これはいったいなに?」と思わずしげしげと覗きこんでしまうほどなのです。これぞまさしく"ゲージュツ"というべきかもしれません。どれも意表を突くデザインですが、見ているうちにだんだん爽快な気分になってきます。
ノヴィー・ボルにはガラスをつくるアイェトの職人の様子を見ながら食事ができるレストランがあります。
その作品はアヴァンギャルドの域を通り越し、なんだか別の次元にあるようなものばかり。それがまた、「これはいったいなに?」と思わずしげしげと覗きこんでしまうほどなのです。これぞまさしく"ゲージュツ"というべきかもしれません。どれも意表を突くデザインですが、見ているうちにだんだん爽快な気分になってきます。
ノヴィー・ボルにはガラスをつくるアイェトの職人の様子を見ながら食事ができるレストランがあります。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
レストランでグラスかたむけながら、工房見学なんて素敵ですね。作品も魅力的ですね。
かつ | 2010年3月28日 08:04
こんにちは。クラシカルな印象が強いボヘミアガラスのなかでも、この工房はものすごく斬新で、一度見たら忘れられません。
増田 幸弘 | 2010年3月28日 15:17