ドイツ風の街並みが広がるヘプ
2010年8月30日
チェコの西端にヘプという街があります。ドイツとの国境に近いこともあり、街の中心部にはドイツ風の建物が軒を連ねています。実際、もともとはドイツ系住民が多く住む街で、エーガーと呼ばれていました。
旧市街の中心にはイジホ・ズ・ホデェブラッド王広場という細長い広場があります。市庁舎など見応えのある建物はこの広場の周辺に集まっています。
なかでも「シュパリーチェク」と呼ばれるゴシック様式の建物群は美しいです。真ん中に細い路地が通じた二つの建物群からなり、13世紀にさかのぼります。一時期はユダヤ人の商店があったとも伝わりますが、現在はカフェなどが入っています。
聖ミクラーシュ教会の尖塔は、プラハのティーン教会の尖塔にどことなく似ています。生活感のある路地の散策もおもしろく、ドイツからプラハに行く際、ぶらり途中下車をしてみてもよいかもしれません。プラハからは電車で3時間ほどです。
なかでも「シュパリーチェク」と呼ばれるゴシック様式の建物群は美しいです。真ん中に細い路地が通じた二つの建物群からなり、13世紀にさかのぼります。一時期はユダヤ人の商店があったとも伝わりますが、現在はカフェなどが入っています。
聖ミクラーシュ教会の尖塔は、プラハのティーン教会の尖塔にどことなく似ています。生活感のある路地の散策もおもしろく、ドイツからプラハに行く際、ぶらり途中下車をしてみてもよいかもしれません。プラハからは電車で3時間ほどです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。