聖ヴァーツラフ礼拝堂
2010年12月20日
プラハ城にある聖ヴィート大聖堂の一角に、聖ヴァーツラフ礼拝堂という神秘的な空間があります。ボヘミアの王様だった聖ヴァーツラフは、チェコの守護神として崇められ、ヴァーツラフ広場には馬にまたがった雄々しい像があります。
聖ヴィート大聖堂はもともとヴァーツラフが建てた聖堂がもとになっています。暗殺されると自らが建てた聖堂に埋葬され、その聖堂は巡礼地となりました。
聖ヴァーツラフをまつった礼拝堂がつくられたのは14世紀半ば過ぎのことでした。暗くて少し分かりづらいのですが、壁は金色の漆喰で、アメジストや瑪瑙など、1000個以上の半貴石が埋め込まれています。
この礼拝堂の階段を進むと、王家の宝物殿があるといわれています(中に入ることはできず、もちろんぼくも見たことがありません)。ボヘミア王の王冠もここに納められているそうです。
聖ヴァーツラフをまつった礼拝堂がつくられたのは14世紀半ば過ぎのことでした。暗くて少し分かりづらいのですが、壁は金色の漆喰で、アメジストや瑪瑙など、1000個以上の半貴石が埋め込まれています。
この礼拝堂の階段を進むと、王家の宝物殿があるといわれています(中に入ることはできず、もちろんぼくも見たことがありません)。ボヘミア王の王冠もここに納められているそうです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。