☆+☆ グアムのカテドラル ☆+☆
2011年12月 1日
2010年12月10日(私の誕生日)よりスタートしたこのブログ「I AM GU〜AM!」も、おかげげさまで一年目を迎えることができました。どうもありがとうございます。無宗教の私ですが、添乗員時代に訪れ、お話をしたスイスの神父様に「信仰に関わらず善き人でありなさい、そして感謝の気持ちを持ちなさい」といわれ、そのシンプルな教えを守れるよう努力し暮らしているつもりです。
グアムは300年以上にわたるスペイン統治の影響で、カソリック色が強い南の島です。そんなグアムのカソリックの教会で、一番権威を持つのが首都ハガニャのスペイン広場東にあるラテン語でカテドラと呼ばれる司教座の置かれる大聖堂(カテドラル)です。
★コンクラーベと呼ばれる、ローマ法王を選ぶ儀式に参加できる権利を持つ枢機卿を輩出したことを示す紋章
ここは1669年に聖母マリアを祀るために建造されました。天災や戦争の被害により、現存する建物は約50年前に再建されたものです。大聖堂に安置されているのが、聖母マリア・カマリン像。グアムの南の海岸メリッサで漁師に発見されたという伝説があります。レディ・カマリンとも呼ばれ、グアムの守護聖人として崇められ、そして親しまれています。12月8日が聖母マリア・カマリンの祝日で、毎年盛大な祭典が行なわれます。私のお誕生日と2日違いなので縁を感じ、時々足を運び祈ります。
★各窓を美しく飾るステンドグラス。光りが射し込むとさらに荘厳な雰囲気になります
★イエスキリスト、聖母マリア・カマリンを祀る中央祭壇
大聖堂に付随するコーヒーショップで、カテドラルブレンドのコーヒー豆も販売。売店内では、ロザリオや絵葉書のほか、フランスの聖地ルルドの水やその聖水を利用して作ったソープやボディローションも売られ、観光客におすすめのグッズが並びます。故ヨハネスパウロ2世法王も訪れた権威あるグアムの大聖堂。旅の安全を祈りに、ぜひ、出かけてみませんか。
- 桃井智子
元ツアーコンダクター。
2009年12月、思いがけずグアムへ移住することに。
以来、島でのスローな生活を楽しみつつ、ときおり、リゾート地ならではのおしゃれなレストランやバーの雰囲気も満喫。自宅ではマクロビオテック料理を作っている。
趣味は料理、ボタニカルアート、ヨーガ、マラソン、絵画鑑賞。
アクティブシニアをターゲットに、「スロートラベル」がコンセプトのコンドミニアムを開くのが夢。
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