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グアムの味☆アロスカルド

2015年4月22日

グアムのガソリンスタンドや空港のカフェのメニューで「アロスカルド」の文字を見つけ、以来、お気に入りのアロスカルド。これは温かいお米という意味で、フィリピン家庭料理のお粥です。以前も紹介しましたが、グアムの人口の約25%がフィリピン系ということもあり、島内では気軽にフィリピン料理が楽しめます。

さて、イベリア半島に米食をもたらしたのは、ジブラルダル海峡を越えて北アフリカからやってきたイスラム教徒たちといわれています。イスラム教徒がイベリアに伝えたものの多くに「AL」の言葉が付きます。たとえば、アロス(お米)、アルモンド(アーモンド)、アルカサール(キャッスル)、アルコール(蒸留=主に香水)、アルカサバ(カスバ=迷宮のような旧市街)などです。1565年、マゼラン一行の報告を受けたスペイン王国がグアムとその周辺の島々を植民地に定め、ひとつの島に当時の皇太子フェリペ1世の名前から「フィリピン」と名付けました。そこではすでに米食がなされ、イベリアからやってきたスペイン人の食を満たしたであろうアロスカルド。スペイン語で「アホ」というニンニクは、アンダルシアのグラナダが産地。カタルニャ地方はじめスープや煮込みにもよくニンニクを使います。ニンニクがたっぷりと入ったグアムのアロスカルドは、スペインを何度も訪問した私にとって、彼の地を彷彿させる料理のひとつです。休日には自分でも作っています。

cane.JPG

☆内臓を処理したチキンが丸ごと!ブイヨンとともに入った缶詰

veggu.JPG

☆ニンニクと玉ねぎは炒めて一緒に煮込みます。仕上げは生姜の千切りとパクチーで

holechicken.JPG

☆缶詰のブイヨンが目当てですが、チキンも骨を取って使います

nabe.JPG

最低でも2時間煮込むと、お米がトロリとし本物の味に近づきます

 

 

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取材担当プロフィール

桃井智子

元ツアーコンダクター。
2009年12月、思いがけずグアムへ移住することに。
以来、島でのスローな生活を楽しみつつ、ときおり、リゾート地ならではのおしゃれなレストランやバーの雰囲気も満喫。自宅ではマクロビオテック料理を作っている。
趣味は料理、ボタニカルアート、ヨーガ、マラソン、絵画鑑賞。
アクティブシニアをターゲットに、「スロートラベル」がコンセプトのコンドミニアムを開くのが夢。

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