11月1日は諸聖人の日
2016年10月23日
11月1日はカソリックの国では「諸聖人の日」という、聖人や殉教者を記念する祝日となります。イタリアやフランス、スペインなど、欧州のカソリックの国では、この祝日に日本のお盆のように家族で先祖の墓参りをします。330年にわたるスペインの植民地支配の影響で、カソリックの信者が多いグアムでも、この習慣が残っています。お墓参りのシーズンに備え、すでに10月半ばからスーパーなどで造花が売り出され始めています。ちなみに欧州では生花を利用し、とくにフランスでは菊を手向けるのが一般的でした。グアムは南の島にため、生花の供給も少なく、仏花は造花が一般的です。
☆Kマートなどで造花の花束が大々的に売られる光景も、諸聖人の日の風物詩です
☆色とりどりの造花が置かれる墓地は独特な美しさで、南国の太陽の光に映えます
☆回廊壁にも先祖のためにカラフルな花が置かれています
☆ハガニアのピゴカソリックセメタリーは公園のような雰囲気で、散歩に立ち寄る人も多いです
☆12使徒とキリストの像が置かれたピゴカソリックセメタリーの正面玄関
- 桃井智子
元ツアーコンダクター。
2009年12月、思いがけずグアムへ移住することに。
以来、島でのスローな生活を楽しみつつ、ときおり、リゾート地ならではのおしゃれなレストランやバーの雰囲気も満喫。自宅ではマクロビオテック料理を作っている。
趣味は料理、ボタニカルアート、ヨーガ、マラソン、絵画鑑賞。
アクティブシニアをターゲットに、「スロートラベル」がコンセプトのコンドミニアムを開くのが夢。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。