グアムでヨハネパウロ2世にふれる
2018年10月30日
12億人以上の信者を持つ、ローマ・カトリック教会の最高司祭「イエスキリストの代理者」「キリストの12使徒の一人のペトロの後継者」とされるローマ法王(教皇)。信者はときには親しみを込めて、教父を表す言葉「Pope」「Papa」の愛称で呼びます。初代法王はイエスが首位権を与えた12使徒の筆頭ペトロ、その首位権が現ローマ法王まで継承されています。そんなカトリックの最高指導者であるローマ法王(今から3代前)ヨハネパウロ2世が1981年2月、グアムを訪れました。法王(教皇)として初めて日本を訪問し、広島と長崎を回り平和のメッセージを世界に発信した、平和の巡礼者としても名高いヨハネパウロ2世。グアムのハガニア大聖堂で、その足跡を感じてみてはいかがでしょうか。
☆スペイン植民地時代にカトリック使節団の入植が行なわれ、ローマカトリックの教義が導入されたグアム。現在、人口の8割以上のカトリック教徒、25以上のカトリック教会が島内があります。写真はハガニア大聖堂
☆ハガニア大聖堂内のヨハネパウロ2世像
☆聖堂内の南窓のステンドグラスには1981年2月21日、22日にグアムを訪れ、ミサを捧げたヨハネパウロ2世と大聖堂が描かれています
☆バチカンの国旗にも描かれている紋章。銀の鍵は現世的な権威を、金の鍵は宗教的な権威を示しています。マタイの福音書に使徒ペトロが天の国の鍵を受け取るとの一節があり、そのため、法王のシンボルとしても使われています
- 桃井智子
元ツアーコンダクター。
2009年12月、思いがけずグアムへ移住することに。
以来、島でのスローな生活を楽しみつつ、ときおり、リゾート地ならではのおしゃれなレストランやバーの雰囲気も満喫。自宅ではマクロビオテック料理を作っている。
趣味は料理、ボタニカルアート、ヨーガ、マラソン、絵画鑑賞。
アクティブシニアをターゲットに、「スロートラベル」がコンセプトのコンドミニアムを開くのが夢。
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