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鮨和

2011年5月19日

「接近戦に強い寿司職人」というと意味不明であるが、ボクにとっては、まさにその言葉がしっくりくるのが「鮨和」のよっちゃん、こと佐藤与一さんだ。札幌の高級住宅街、円山エリアにある裏参道と呼ばれるちょっとお洒落な通りがあり、その通りに面したところで、地元客を中心に美味な寿司を食べさせてくれるのが「鮨和」なのだ。

 

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このコラムでも、過去に2度、少しだけ登場したことはあるが、実際によっちゃんがその姿を見せるのは初めてなのだ。特に、グレートサスケさんたちとともに鮨和のシャリを全て平らげてしまったという事件は記憶に新しいと思う。よっちゃんは、柔道部から野球に転向したという、マンガのドカベンの主人公・山田太郎もビックリ!という人で、ポジションがキャッチャーというのも同じなのだ。ボクとよっちゃんはプロレス談義に火花を散らすことが少なくない。

 

 

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先日、柔道にも同様の技があるスリーパーホールドについて話し合った。スリーパーホールドの使い手として、まず一番にあげられるのは、元AWAチャンピオンのバーンガニア。これについてはプロレスファンであれば異論はないだろう。二番目のマークルーインもガニアとは技のかけ方が違うが、これもまず文句のないところ。この二人のスリーパーホールドで対戦相手はたいてい失神状態になってしまう。よっちゃんもこのスリーパーホールドを柔道でやっていた時代に覚えたらしく首のけい動脈を左右両方とも締め付けるのではなく、片方締めるだけで見事に落とせるとレクチャーを受けた。これは接近戦ではよっちゃんと戦っても勝つことはなかなか難しい。つまりよっちゃんは「接近戦に強い寿司職人」なのだと、どうでもいい結論をボクなりに出したのだ。

 

 

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完全に旅のコラムから離れかけたそのとき、よっちゃんはスリーパーホールドよりも寿司をにぎることの方がずっと上手なのだということに思考を戻すことができた。よっちゃんのにぎる寿司の特徴は、ネタを非常にきれいにまっすぐ切るというところにある。このへんの技によっちゃんの几帳面さが見え隠れする。ここ最近は、刺身をほとんど食べずに、いきなりマグロ赤身を6カン食べ、それから別なネタに入るので、食べるネタの種類はけっして多くない。しかしマグロ好きなボクの胃袋は、最近このこの食べ方を気に入っているのだ。札幌に来て時間があれば、ぜひ裏参道を歩きながら、鮨和に足を運んで欲しい。寿司の美味さだけではなく、心地良い雰囲気と寿司に対するマジメな姿勢をきっと感じとっていただけるものと思うのだ。

 

鮨和
札幌市中央区南2条西24丁目しんかわコーポ裏参道1F TEL011-621-7430 水曜定休

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取材担当プロフィール

浅井 精一

いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。

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