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竹鶴を飲みながら、北海道の本を読むのだ

2014年10月22日

道内在住の面白エッセイ作家、千石涼太郎さんが、「竹鶴とリタの夢」(双葉社)を出した。もちろん、NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」に合わせたであろう執筆だ。数回酒を一緒に飲んだだけで、千石さんであれば酒と北海道の話の二刀流で絶対面白い作品に違いないという期待は裏切らない。読むほどにウイスキーを飲みたくなるのは僕だけだろうか。しかも北海道なら鮭トバをかじりながらというのがいい。などと考えながら、ニッカウヰスキーの生みの親である竹鶴政孝とリタに思いを馳せる。

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NHKのドラマを見ると、政孝が初めてウイスキーを飲んだとき、そのあまりにもの美味さに感激するシーンがある。この時代の西洋をほとんど知らない日本の若者が、出会ったことのない琥珀色のウイスキーをひと口飲んで美味と思うのだ。僕ですらウイスキーをストレートで飲み過ぎて時々胃が痛くなることがあるのに……などと余計なことを考えながら、2人に敬意を表してニッカウヰスキー「竹鶴」を味わうのだ。きっと著者の千石さんも相当飲んだであろうと思われる。余市町のニッカウヰスキー工場は、札幌から車で約90分。わざわざ時間をつくっても行く価値はある見応え十分、必見の観光スポット。詳しくはWEBで。

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最近、ボクが若干かかわりつつ制作した書籍を2つ紹介する。1つは、来年の北海道知事選に出馬するであろうと目されている佐藤のりゆきさんの本、ラジオからのホッとメッセージ佐藤のりゆきの「ボクからの手紙」(メイツ出版)。のりさんこと佐藤のりゆきさんのラジオ番組「大人のラジオ土曜は朝からのりゆきです!」のエンディングメッセージをまとめたもの。ちょっと笑って、ちょっぴり泣ける、のりさん流エッセイがビッシリ詰まっている。のりさんの持つ元気パワーが読み手にも伝わってくる1冊だ。

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もう1冊は道南の街、函館のカフェや雑貨店を僕の高校時代の同級生でもある著者の草苅いづみさんが、好き勝手、超ワンマン目線で選んで取材した本だ。ページをめくると、予想をはるかに超えた楽しそうなお店の数々に、これは買ってしまいたいという欲望を起こさせる本なのだ。「函館 すてきな雑貨屋さん&カフェ かわいいお店めぐり」(メイツ出版)。函館旅行の前に、ぜひ読んで、函館カフェめぐりを楽しんでいただきたい。
 

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取材担当プロフィール

浅井 精一

いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi