知っておきたい北海道食のキホンなのだ
2015年7月31日
ボクは誰が何といっても、生粋の北海道人なのだ。なぜなら、赤飯といえば甘納豆入りのチョッピリ甘くて美味しい、子供の頃から大好きだったあの赤飯しか思い出せない。世の中に小豆を入れた赤飯があることを知ったときは、ショックとともに、そのあっさりとしたシンプルな味に不満をおぼえ、グレて悪の道にいったるぞ!とダークな世界へ向かっていきそうな少年になっていたのだ。
それはさておき、北海道には開拓の歴史がある。そしてそれと同時に食の歴史もある。東北地方を中心に、さまざまなところから移住してきた人々が伝えてきた料理。それに移住してきて作った作物やとれた魚介類、動物などを素材に作る料理などさまざま。
そんな北海道の家庭料理のレシピや由来、ソウルフードなどのことが書かれた本「知っておきたい北海道食のキホン」(萬谷利久子監修・メイツ出版)の編集をお手伝いした6月に発売したばかりのこの本!これはもう、なまらいい!一家に一冊あってもいい本なのだ。
そしておすすめの、もう一冊の北海道本は、これは完全に当社で制作を担当した「札幌ときめきの雑貨屋さんぽ すてきなお店めぐり」(メイツ出版)。これは札幌に訪れたときに、ぜひ、散策がてら寄ってみてほしい雑貨屋さんが盛りだくさん紹介されている。
酒だけではない。食だって、雑貨屋だって、苦手ではないのだと、アピールするが如く、今回は2冊の北海道本紹介になってしまったのだ。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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