どこか懐かしい映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケセット
2016年4月27日
北海道を舞台にした映画は少なくない。
最近は年に数本は北海道ロケの映画がつくられている。そんな北海道ロケ作品の一つ、「鉄道員(ぽっぽや)」は、なかなかいい感じの映画。
浅田次郎原作、高倉健主演というだけで、酒なんて飲んでいる場合ではない!しっかり見ないといかん!と気合が入るのである。
原作も映画も高く評価されたこの作品のロケ現場が、今も北海道は南富良野というエリアの観光スポットの一つとして残されている(札幌から車で約2時間半)。
映画では「幌舞駅」という駅だったが、実際は「JR幾寅駅」として現在も利用されているのだ。この駅舎だけではなく、映画に登場した「だるま食堂」なども映画の町並のまま、保存・公開されている。
駅舎の中に入ると展示コーナーがあり、写真、出演者のサイン色紙、ロケで使用した衣装などが展示されている。
まだ、雪が残る3月後半、気温は低めだったがどこかほっと温かくなるようなノスタルジックさが心にしみた。
駅を通る人々も、なんだか昭和をかんじさせ、このロケセットにしっくりくるような雰囲気だった。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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