花の寺 三室戸寺へ
2011年5月30日
こんにちは。
今年は、全国的に早い梅雨入りとなっていますねー。
京都も例年より10日以上早い、去年と比べると20日近く早いそうです。
長い梅雨になりますが、じめじめせずにいきたいですね。
さて今日は、そんなジメジメ気分をさわやかにしてくれる美しいお寺を紹介します。
今回紹介するのは、宇治にある三室戸寺です。
宇治といえば、十円玉にきざまれている平等院でおなじみですが、三室戸寺もすてきなお寺。
ちょっと知名度は低いかもしれませんが、「花の寺」とも呼ばれていて、
いろんな花が見られるすてきなお寺なんですよ。
5月の連休中に行ったときには、「つつじ」の花がピークを迎えていました。
見て下さい、つつじ!つつじ!つつじ!
約2000万株というつつじ。この規模は近畿でも有数のものだそうです。
紫、ピンク、白のグラデーションがすごいです。
つつじには品種がたくさんあるそうですが、三室戸寺のものはほとんど平戸つつじ。
毎年、ゴールデンウィーク前後に見ごろを迎えますが、庭園はすごく広いので、
人が多すぎて見られない!みたいなことはないです。
庭園の中心にあるお茶屋さんは混んでいますが・・・。
ちなみに、つつじの名所の三室戸寺は「つつじ寺」とも呼ばれているのだそうです。
(あれ?「花の寺」じゃなかったっけ?)
せっかくなので、つつじだけでなくお寺の中のものも紹介しておきます。
これは山門ですね。ここから参道をすすんで、本堂にお参りします。
参道を歩いていると、右手にこの光景が見えます。
「わぁ♪」となりますが、参道から本堂へ続く階段はけっこうハードです(汗)
階段を上がると、本堂があります。
江戸時代に建てられたもので、京都府の文化財に指定されています。
三重塔と、鐘楼もあります。
これらも同じく、江戸時代のもので、京都府の文化財。 ちなみに、境内には大きななで牛と狛ウサギもいますよ。(写真撮り忘れ、すみません!)
これもぜひチェックしてみてくださいね。
さて、今回はつつじを紹介しましたが、この三室戸寺で忘れてはならないのが、
これから見ごろを迎えるあじさいです!
これはたしか去年の写真ですが、このあじさいもすばらしいです。
50種類ものあじさいが、1000株も植えられているんですよー。
今年のあじさい園の公開は、6月1日から7月10日までなので、
まさにこれからが本番ですね。
6月11日から26日は、あじさい園の夜間ライトアップもあるそうです!
ちなみに三室戸寺、「あじさい寺」とも呼ばれているそうです。
(あれ?つつじ寺は?)
そしてタイミングがよければ、あじさいと一緒に本堂前の蓮園も楽しめます。
250鉢の蓮は色とりどり。葉っぱの緑とのコントラストもすてきですね。
6月下旬から8月上旬が見ごろなので、ほかの花よりは比較的長く楽しめますね。
ちなみに三室戸寺、本堂前に蓮が咲く光景は極楽浄土のようで、
「蓮の寺」とも呼ばれているそうです。
(あれ?あじさい寺は?・・・やっぱり一年中「花の寺」ということですね!)
せっかくのお出かけはお天気のほうがいいですが、
あじさいを見に行くなら、雨が降っていてもちょっと艶っぽくていいですよね。
これからが見ごろですので、ぜひぜひお出かけください。
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三室戸寺
●宇治市宇治菟道滋賀谷21
●京阪三室戸寺駅から歩いて約15分
●拝観料 500円
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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