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来年のNHK大河ドラマを先取り! 「新島旧邸」

2012年7月30日

毎日猛暑が続いていますねー。
熱中症対策はホントにしっかりしないといけません。
身体を冷やしつつ、夏を乗り切っていきましょう。

さて、まだまだ暑い夏ですが、来年の話です。
来年の大河ドラマは何か、みなさんご存じですよね??
そうです、「八重の桜」!
京都の同志社大学を創立した新島襄氏の奥さん・八重さんのお話。
そして京都には、新島夫妻が暮らしていた旧邸が残されているんです。
というわけで、本日は大河ドラマに先駆けて、新島旧邸に見学に行ってきました。

場所は、京都御所の東側。市内のほぼ中心です。
ちなみに、ここは同志社英学校が開校された場所で、
後にこの旧邸が建てられたそう。

1.jpg入口や壁は「和」のたたずまい。入場料は無料(!)です。

受付でパンフレットをいただくと、あとは自由に建物を見学できます。
入口はとても「和」でしたが、建物の外観はなんとこちら!

2.jpgコロニアル様式を取り入れた外観だそうで、とってもオシャレ!
旧邸が完成したのは明治11年ですから、
130年以上前に京都にこの建物ができたわけです。。スゴイ!

建物は、和洋折衷ではなく、和に洋を取り入れた造りだとパンフレットにありました。
それでは中を見ていきましょう。
まずここは書斎。

3.jpg机は新島氏が使っていたもので、そのまま残されています。
壁一面の書棚の本は、当時、同志社の学生が自由に利用していたそうですよ。
ちなみに、8割が洋書だったとか...!

おもしろいなと思ったのは、こちら。
セントラル・ヒーティング(暖炉)です。

4.jpgこれは1階の応接間に設置されていたのですが、簡単な暖炉になっていて、
ここで火を焚いていたんですね。その余熱がどこへ行くかと言うと...

このように暖炉から出ているダクトを通って運ばれていくんです!

5.jpgそして、ここを通った余熱が...

2階の部屋に造られた吹き出し口から出るという仕組み。

6.jpg単純だけどよく考えられていますよね。おもしろい!

この吹き出し口は2階の各部屋に造られて、
なんと、2階の寝室にはベッドがありました!!

7.jpg130年前にベッドですよ、ベッド!
私も小学生のころは畳に布団を敷いていたのに、なんてハイカラ!

このほかにも、土間ではなく床板を張った台所(当時は土間が一般的)や、
腰掛式の洋式トイレ、おしゃれなインテリアの応接間、などなど、
「洋」を取り入れたポイントがたくさんあり、
今見ても新鮮に感じてしまいます。

そうそう、八重さんゆかりのものもありましたよ。

8.jpgこれは応接間にあるオルガンで、八重さんが愛用していたとか。
ドラマでもオルガンを弾くシーンが出てくるのでしょうか。

見どころはまだまだたくさんありますので、ぜひ一度足を運んでみてください。
ちなみに、大河ドラマの放映にともなって、2012年9月?2013年12月までは、
インターネットによる予約申込制になります。
来年になると、予約が殺到してしまうかも?!なので、
早めの見学がおすすめですよ。

9.jpg◎新島旧邸
http://www.doshisha.ac.jp/academics/institute/archives/kyutei.html

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取材担当プロフィール

賀茂 ナス子

京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi