京都のハリウッド・太秦(うずまさ)
2013年3月29日
かつて多くの映画会社が時代劇映画の撮影所を置いていた太秦。
現在でも東映京都撮影所と松竹京都撮影所の2ヶ所で
映画やドラマの撮影が行われています。
まずは嵐電「太秦広隆寺」駅から徒歩5分の「東映太秦映画村」へ。
ここは東映の京都撮影所の一部を分離・一般公開したもので、
時代劇の殺陣ショーや俳優のトークショー、撮影会、握手会などが行われたり、
お化け屋敷やからくり忍者屋敷、時代劇扮装の館などのアトラクション、
水戸黄門漫遊の館や浮世絵美術館、東映アニメミュージアムなどの展示施設、
様々な体験施設やレストラン、ショップなど、
おじいちゃんから小さな子どもまで、一日遊べるテーマパークです。
3/30(土)?4/7(日)は「映画村さくらまつり」も開催されます。
嵐電「太秦広隆寺」駅と「帷子ノ辻」駅を結ぶ約700mの通りは、
映画産業華やかなりし昭和30年代に隆盛を誇った「大映通り商店街」。
今では当時のような賑わいはありませんが、東映・松竹撮影所は現存し、
商店街も映画をコンセプトにした街づくりになっています。
商店街には飲食店やカフェ、居酒屋、薬局、スーパー、コンビニなど
様々な店が並んでいますが、
その中から2軒をご紹介します。
まずは、昭和の雰囲気が残る「三吉みたらし」。
地元の人たちからは『幻のみたらし団子屋』と言われています。
なぜ『幻のみたらし団子屋』なのか。
その理由は、営業時間も営業日も店主の気まぐれだからなんです。
そのため開いているときには行列ができることも...!
1本80円のみたらし団子。きなこはお好みで。
しかしこのきなこが美味しいんです!
次に、太秦マーケットの中にある「うずキネマcafe」。
NPO法人子育ては親育て・みのりのもり劇場の方たちが
『子どもからお年寄りまでがくつろげるコミュニティスペースを大映通り商店街で作りたい!』
ということで、2010年7月にOPENしました。
メニューはおでんやいかべた、子どもに人気のあるうずぽてや揚げパンなど。
定食は500円というリーズナブルな価格のうえ、種類も豊富でボリュームも満点!
こちらは、牛すじ煮込み定食。
定食のみそ汁は九条ねぎみそを使用。ご飯はおかわり自由です。
■東映太秦映画村
京都市右京区太秦東蜂岡町10
TEL.0570-064349(営業時間・料金等のご案内)
TEL.075-864-7788(イベントガイド:音声で翌日のイベント情報をお知らせ)
http://www.toei-eigamura.com/
■三吉みたらし
京都市右京区太秦 大映通り商店街 三吉稲荷前
TEL.075-881-0253
営業時間と定休日:気まぐれ
■うずキネマcafe
京都市右京区太秦 大映通り商店街 太秦マーケット内
TEL.075-871-6556
営業時間:カフェ11:00?17:00、バー18:00?23:00
定休日:日曜・祝日
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。