大船鉾の辻回し
2014年7月29日
7月1日の「吉符入」で始まった祇園祭も、31日の「疫神社夏越祭」でフィナーレを迎えます。
24日は49年ぶりとなる後祭巡行でした。
仕事の昼休みに、新町四条を通る大船鉾に遭遇!
150年ぶりに復活した大船鉾に、拍手と歓声が沸き起こります。
建立は嘉吉元年(1441)とも、応永29年(1422)ともいわれる長い歴史を持つ大船鉾。
応仁の乱(1467)でほかの山鉾とともに焼失し、明応9年(1500)に再興したといわれています。
さらに天明の大火(1788)での焼失・再興、元治元年(1864)の禁門の変での焼失後は「休み鉾」となっていました。
四条新町での辻回し。
人波をかき分けるように進行します。
また、後祭の宵山では十基の山鉾を巡るスタンプラリーも実施されました。
大船鉾は2種類です。
31日の10時からは、八坂神社の境内摂社で「疫神社夏越祭」が行われます。
「疫神社」の鳥居に設けられた大茅輪をくぐることで、無病息災を願う神事。
「蘇民将来之子孫也」の護符も授与されます。
祇園祭は31日で幕を閉じますが、まだまだ夏真っ盛り。
夏の暑さも人生の荒波もクールに乗り越えたいものですね。
八坂神社ホームページ
http://www.yasaka-jinja.or.jp/
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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