昭和38年創業「TEA ROOM 扉」
2015年7月31日
盆地ゆえに蒸し暑く、気温以上に暑く感じてしまう京都の夏。
新しいカフェや、行列のできる甘味処も良いですが、
地元の人に愛される、レトロな喫茶店で涼みませんか?
今回は、ナス子おすすめの喫茶店をご紹介します。
三条会商店街にある、昭和38年創業の「TEA ROOM 扉」です!
蝶ネクタイがトレードマークのマスターと、奥さんが切り盛りし、
創業以来、地元の人に愛され続けている純喫茶。
店名の由来は、マスターの名字が「出口」さんだからだそうですよ。
喫茶店の花形が顔を揃えるショーケース。
店内からは、その"裏の顔"を見ることができます。
間仕切りがあり、秘密を打ち明けてしまいそうな席。
鮮やかな造花に見守られ、商談や縁談がまとまりそうな席。
そして、レトロなテーブル型ゲーム機を囲む席。
プレイは出来なくても、懐かしい記憶がプレイバック!
昭和の時代に迷い込んだようです。
どの席もそれぞれに居心地よく、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
着席すると、まず、おしぼりが銀色のトレイにのせられて出てきます。
そして、当たり前のように灰皿を置いてくださいます。
※ナス子はノンスモーカーです。
創業当時からのルーティンワークなのかも知れません。
メニューにも期待が高まります。
夏はアイスコーヒーが定番ですが、
ここではクリームソーダを頼みたくなってしまう不思議。
創業当時からの名物だというクリームソーダ350円は、
ぽってりとしたジョッキで提供されます。
吸い込まれそうな、エメラルドグリーン。
「オズの魔法使い」のエメラルドの都のような、グリーン。
ナス子がドロシーなら、このエメラルドの都に飛び込みます。
アイスコーヒーは、シロップとクリーム入り。
サンドウィッチ(ミックス)400円は、玉子が温かくてふわふわ。
中央には、サクランボが鎮座しています。
ナス子がサクランボなら、サンドウィッチの盆地ではなく
クリームソーダの海に飛び込みたいです。
盛夏の昼下がり、ぜひ、その扉を開けてみてはいかがでしょうか?
定休日には、定休日の「扉」が迎えてくれますよ!
【TEA ROOM 扉】
住所:京都市中京区壬生馬場町14 三条会商店街内
営業時間:8~16時(15時30分LO)
定休日:日・月曜
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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