【続】ユニークな切り口で楽しむ「琳派」
2015年10月30日
江戸時代以降、デフォルメされたモチーフを巧みにデザイン化した「琳派」の世界。
京菓子の意匠にも盛んに採用され、「光琳松」や「光琳菊」などは今でも目にすることができます。
というわけで、今回、ナス子が注目した琳派のテーマは"糖芸菓子"!
京菓子資料館で、平成28年3月21日(月・祝)まで開催中の
企画展「糖芸菓子で楽しむ琳派―京菓子のあゆみとともに―」をご紹介します。
江戸時代から近現代までの、琳派の代表作品約10点が、
"糖芸菓子"で巧みに表現されています。
宝暦5年(1755)創業の京菓子司「俵屋吉富」が手がける同資料館ならではの展覧会で、
琳派の魅力や、京菓子職人の高度な技術・表現力に触れながら、
上生菓子や干菓子とは一味違った、糖芸菓子の世界を楽しみませんか?
開催期間中は、1階呈茶席で琳派の作品を意匠とした上生菓子が提供されます。
目と舌で、琳派の世界を堪能しましょう!
【糖芸菓子で楽しむ琳派―京菓子のあゆみとともに―】
★開催期間:3月21日 (月)まで。
各日10~17時※水曜、年末年始は休み。
★会場:京菓子資料館
★住所:京都市上京区烏丸通上立売上ル
★アクセス:京都市営地下鉄今出川駅2番出口から徒歩5分
★料金:入館無料(茶席は一客700円で、上生菓子とお抹茶)
★ホームページ:http://www.kyogashi.co.jp/shiryokan
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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