京都・一条戻橋の河津桜が開花
2016年2月23日
「逃げる2月」がそそくさと終わりに近づき、
重いコートを脱いで、身も心も軽やかに歩きたい今日この頃。
京都・堀川に架かる「一条戻橋(いちじょうもどりばし)」に差しかかると
なにやら、前方がピンク色に......
ひと足早く、「河津桜(かわづざくら)」が
花を咲かせ始めていました!
とはいっても、2月23日現在は、ほころび始め。
枝越しに後ろのマンションが見えていますが、
建物が隠れてしまうぐらいの満開が楽しみです♪
平安京造営時に造られた「一条戻橋」。
現在の橋は平成7年に新築されたものですが、
当時は、堀川より西のエリアが荒廃していたことから、さまざまな伝説をよびました。
なかでも、平安時代に漢学者・三善清行(みよしのきよゆき)の葬列が
橋にさしかかった際、清行が一時蘇生したという伝説が有名です!
「あの世」と「この世」をつなぐ橋ともいわれ、陰陽師・安倍晴明ゆかりの逸話も多数。
現在も冠婚葬祭では避けて通られています。
でも、2月の寒さが残る空の下、
きれいな花を咲かせていたら、思わず近づいてしまいますよね!
京都にはほかにも、早咲きの桜を楽しめるスポットが点在しています。
寒さに負けず、上を向いて歩いているとうれしい発見があるかも知れません♪
【一条戻橋】
●住所:京都市上京区堀川下之町
●アクセス:市バスで一条戻橋・晴明神社前下車、徒歩すぐ
●通行自由
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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